2011年07月07日

中越地震の地に勉強へ

過去の経験から素直に学ぶことは大事だと思います。
限られた時間の中で、1の力で1だけではなく、10の力を生み出したい。

宮城復興支援センターは、中越の方々の支援により始まった団体です。
多くの物資や知識を、震災直後から送って頂いたため、
そのお礼をかねて、報告会に行ってきました。

報告会でパネラーとしてお礼や、被災地の現状を伝えた翌日に
中越地震で大きな被害を受けた土地を訪問し
震災から復興までの道のりを勉強してきました。

テレビ局も仙台からわざわざ密着取材して頂きました。

新潟から数多くの炊き出しなどを宮城県の沿岸部へお繋ぎしましたが
中越地震の被災者の方々は、口々に「あまりにも被害が大きすぎて中越とは比較にならない」
と仰いました。

しかし、山古志村などを訪れた際に、ガイドをしてくださった大学の先生から衝撃的な言葉が・・・

 「ある町では、被害のなかった家が0.2%しかなかった」
 「ある村では、全壊率100%」
 「64戸あった集落が、人口流出で34戸に減った」
 「村の一番若い人で50代が2名」

まさに東日本大震災の縮図そのものでした。
多くの事を学びましたが、詳細は後日じっくり報告させて頂きます。
取り急ぎ近況報告まで。


posted by 宮城復興支援センター at 22:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 支援活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。