2012年05月08日

東日本大震災チャリティ舞踊公演 in NYについて

これまで宮城復興支援センターが支援を行ってまいりました、今月5月にニューヨークで行われる東日本大震災のチャリティ舞踊公演について、紹介させていただきます。

東日本大震災の被災地である仙台を拠点に活動しているモダンダンスカンパニー「高橋裕子舞踊団」さんは、アメリカ・ニューヨークにおいて今月の5月にチャリティー公演を開催いたします。

「高橋裕子舞踊団」さんは、海外での活動をニューヨーク中心に行っていたこともあり、チャリティ舞踊公演においてこれまでのアメリカをはじめ世界各国からの支援への感謝と復興に向け歩み始めた希望の象徴の意味を込めるとともに、被災地の舞台芸術支援のアピールを目的に開催します。

ニューヨークにお知り合いが居られる方がおりましたら是非ご紹介いただければ幸いです。

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[INFORMATION]
 
◎ 日時 2012年5月17日(木)午後7時30分開演
  5月19日(土)午後3時開演

◎ 会場 Facing History School Auditorium
(525 W. 50th Street, between 10th & 11th Avenues, NYC)

◎チケット:一般15ドル、学生・シニア12ドル

◎お申し込み:www.smarttix.com /212-868-4444

◎お問い合わせ:ytdanceny@gmail.com / 646-369-4068

プロモビデオ:http://www.yt-dance.jp/movie.php
ウェブサイト:http://www.yt-dance.jp/

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【橋裕子舞踊団 チャリティ公演のご案内】

仙台を拠点とするモダンダンスカンパニー、高橋裕子舞踊団が東日本大震災後初めてのニューヨーク公演を行ないます。
被災地の舞台芸術支援をアピールすることを目的としたチャリティ公演を
17日7:30PM開演、19日3:00開演、
Facing History School Auditorium にて開催します。

 演目は、「神の天秤」、「ジェノサイド」、「Memory of Rain」、「稚ケナク愛ラシキ者タチヨ」など、ほぼ全編が震災後のこの一年以内に創作されたアメリカ初演作。バレエやモダンダンスのダイナミックな技法に日本的な繊細さの漂う感情表現を融合した、高橋裕子独自のリリカルな舞踊空間を創出する中、犠牲者の方々への祈りと不屈の精神をアブストラクトな舞踊で表現します。

 舞踊団のダンサーは、入賞の困難な全国舞踊コンクールでほぼ毎年上位入賞を果たす実力者が揃い、振付、衣装でも過去に数々の賞を受賞しています。高橋裕子舞踊団は、2008年と2010年にニューヨークでショーケース公演を実施、2010年には日本の団体として初めてダウンタウン・ダンスフェスティバルに出演、サンフランシスコのジャイアントスタジアムでもダンスを披露しました。

 昨年3月11日から2 週間後に、舞踊団と併設された高橋裕子モダンバレエ研究所は、絶え間ない余震の中、特に子どもたちに不安な日常を忘れる時間を与えたいとの思いでレッスンを再開しました。
 しかしながら、主に地元民が受けた経済的なダメージから震災後、生徒の数は大幅に減少。舞踊団のメンバーも、「今、踊っていて良いのか」という自問自答を重ねた一年間でした。宮城県の文化施設は壊滅状態にあり、行政の手がなかなか廻らない被災地の芸術文化振興を民間から呼びかけていく努力を続けています。
 チャリティ公演には、ニューヨーク在住・福島出身のダンサー清水まゆ奈も出演、ニューヨークにおける東北アーティストのコラボレーションを行ないます。
 当公演の収益は、仙台市を中心とした地域の舞台芸術振興・支援を行なう非営利団体アップスロープに寄付されます。

 お誘い合わせの上、ぜひ高橋裕子舞踊団公演にお運び頂きたく、ご案内申し上げます。

<橋裕子プロフィール> 芸術監督、振付家
 山形県新庄に生まれ、3歳から日本舞踊を始める。
 10代初めからクラシック、モダンバレエを、仙台大学体育学部に進んでからはジャズダンスやフラメンコなど様々なジャンルのダンスを学ぶが、奥深い自己表現が可能なモダンダンスの魅力にひかれて現在に至る。
 1991年に仙台に橋裕子モダンバレエ研究所を開設、バレエやモダンダンスのテクニックに裏付けられた豊かな感情表現を若手のダンサーに指導する。
 2004年には、東京新聞主催の第61回全国舞踊コンクールで第二位と第四位に入賞させ、優秀指導者賞を受賞。同年、第17回こうべ全国舞踊コンクールでも第一位と第三位に入賞、第19回ヨコハマ・コンペティションでは、「償われた者の伝記のために」で振付家として最優秀賞を受賞している。
 2006年、橋裕子舞踊団を設立。
また、大病に苦しんだ経験を乗り越えて現役ダンサーとして舞台に復帰を果たす。
 2007年、文化庁の新進芸術家海外研修制度にてニューヨークに留学。
 2008年1月の舞踊団公演では、ニューヨークの一戸小枝子ダンスカンパニーのジェフ・モーエン氏、奥山由紀枝氏とコラボレーションを行ない、国際的な活動の場を広げている。
 2008年には「Eternity」の衣装でチャコット賞を受賞、同年8月のニューヨーク初公演はソールドアウトとなり、地元の観客から絶賛を受けた。
 2010年には再度ニューヨーク公演を開催したほか、ニューヨークで最も長く続いているダンスフェスティバル、ダウンタウンダンス・フェスティバルに日本からのカンパニーとして初めて出演。
 2011年3月11日以降、特定非営利活動法人アップスロープと連携し、舞踊団のスタジオを地元の芸術団体に無償貸出を行なう一方、「心のケア・癒し」を目的とした無料公演の提供を続けている。


担当:茂木朋広


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posted by 宮城復興支援センター at 09:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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