蔵王町えぼしスキー場にて「国際交流イングリッシュオータムキャンプ」を開催しました。
このキャンプは夏にも開催したのですが、宮城県内の小学生を対象に留学生・海外留学経験者や同世代の仲間と国際交流を通して"協調性・積極性・自主性・国際性"を養うこと、震災の影響で心に傷を負った子供たちが笑顔・元気を取り戻すきっかけになることを目的として開催いたしました。
夏と同様に仮設住宅(みなし仮設含む)ご入居のお子様を無償で招待させていただきました。
今回は、ボランティアで関東や中には関西からも日本人・留学生ともに多くの方々に運営のご協力をいただきました。
キャンプでは1日目の昼食に宮城県の秋ならではの定番!芋煮を作りました。
通常、芋煮のシメにうどんを入れるのですが、今回は最初からうどんを入れて煮込み、簡単なB級グルメの「芋煮うどん」を作りました。

小学校低学年ですと、大きな鍋で料理をするのが初めての子もいて、キャンプで何が楽しかったか聞くと「料理が楽しかった」と、答える子が多くいました。
蔵王は雪がちらつく程寒かったですが、外で留学生と鬼ごっこの時間には子どもたちは寒空の下、元気にスキー場の斜面を走っていました。

1日目の夜にはバーベキュー、花火、肝試し、星空鑑賞会をして楽しみました♪
また、今の時期の蔵王は空気が澄んでいて本当に星が綺麗なのですが、オリオン座もくっきり見えていて、子どもたちも感動していました。
ホテルに移動してからは同じグループの留学生との交流会で「日本に来て驚いたこと」をテーマに日本と外国の文化の違いなどを学びました。
2日目は屋内で英語の勉強、お昼にはカレーを作りました。
カレーも今回はカレーうどんにしたのですが、どのグループも自分たちで作ったカレーはおいしいと、おかわりしてほとんど残さず食べていました。
2日目の最後には留学生やグループのリーダーと名刺を交換するのですが、私もたくさん交換してもらいました。
1日目の朝にはずかしがって英語を話していなかった子も積極的に英語で自己紹介ができるようになっていました!

子どもたちは2日間で英語だけでなく、同じグループの子との人間関係、いつも世話をしてもらっているおうちの方への感謝の気持ちなど、多くのことを学んでくれていると感じ
このイングリッシュキャンプは今後も4シーズン継続して開催していく予定です。
キャンプで楽しむ子どもたちの笑顔にまた私たちも励まされました。
英語に親しんでもらい、たくさんの笑顔があふれるキャンプになるよう現在、冬のキャンプの準備を進めています。
最後になりますが、「国際交流イングリッシュオータムキャンプ」にご参加いただいた皆様、ボランティアでご協力をいただいた日本人・留学生のスタッフの皆様、他、関係する皆様
本当にありがとうごいざいました!!
次回のキャンプもどうぞ宜しくお願い致します!
担当:木村早百合