このたび、宮城復興支援センターでは仮設住宅に入居している子どもたちのために音楽による心のケアを新規取り組みとして行っていきたく現在準備を進めております。
そのため、下記楽器をレンタルもしくはご提供いただける所と
子どもたちに楽器を教えていただけるボランティアさんを現在募集中です。
※楽器指導は「吹奏楽経験がある」程度のレベルで全く問題ありません!
<必要楽器>
・トランペット
・トロンボーン 各10個前後
・ホルン
・チューバ ※その他、バイオリン・木管楽器・ギターなども眠っている楽器があれば大歓迎です!!
新規取り組みの詳細は下記をご覧下さい↓↓
<音楽による子供の心のケアプロジェクト〜Heart music school〜>
■目的
@被災した子供たちが集中して音楽へ取り組むことにより、
潜在意識にある震災のストレスを少しずつ癒し、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に類似した精神不安定や
不眠などの 諸症状が将来的に発生しないよう、その予防を継続して行う環境を整備する。
A今後全世界で発生する震災時に、この仕組みをそのまま 発生地で行うことで、一番後回しにされる子供の心のケアを 一番最初に行うことができるノウハウを確立する。
■〜子供たちの心を癒す 音楽の可能性を感じる被災地での話〜
震災直後、ある避難所で自衛隊が被災者を励ますために「三線」を演奏しながら踊りました。それを見ていた女子学生が自分も演奏したいと申し出たところ、自衛隊が「三線」をプレゼントしてくれました。その後、隊員が先生となり、夜に懐中電灯で薄暗く照らされた調理室での練習が続き、それから約3 週間後に行われたお別れ会では、女子学生が三線を演奏し、それを見て自衛隊員や他の子供達が泣きました。その女子学生は最初は話しかけても、返事をまったくしないほど暗かったのですが、三線の練習を通して、次第に笑顔を見せるようになりました。音楽による癒しの力を目の前で見て、他の多くの子供達にもこのような経験させてあげたいという強い思いが生まれました。
■被災地では「継続性」が失われている
これまでも被災地や仮設住宅でコンサートなどの音楽による支援は多く、その他にも数多くの支援が行われてきましたが、ほとんどが「単発」や「短期」の支援でした。
「単発」の支援が全く効果がないわけではないのですが、「単発」や「短期」の支援は「次はいつ訪れてもらえるのだろうか?」などと、逆に被災者が不安を募らせるためあまり効果を期待することができません、被災地では「継続性」をお届けすることが最重要であり、「仮設を出た後にも続く継続性」を前提にした支援が必要です。
宮城復興支援センターでは、震災直後から「継続性」を基本とした様々な支援活動を行ってきました。心のケアである「Heart music school」も長期継続出来なければ最初から支援する意味がないと考えます。
皆様からのあたたかいご支援を心よりお待ち申し上げております。
ご協力いただける方・お問い合わせは宮城復興支援センター木村・船田・鈴木までお願いします。
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宮城復興支援センター
http://www.ganbaro-miyagi.com木村早百合(きむらさゆり)
メール:kimura@gakuwarinet.com
■本部
〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町1-12-12
TEL : 022-398-9148 FAX : 022-398-9968
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*当センターの窓口団体(責任団体)はNPO法人学割netです。
NPO法人学割net
http://www.gakuwarinet.com 〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町1-12-12-2F
TEL:022-398-9969
担当:木村早百合
posted by 宮城復興支援センター at 14:57
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